健康のために、普段から日本食を心がけている方もいるかもしれません。日本食と言えば、お米をイメージする方も多いでしょう。どうせ毎日お米を食べるなら、少しでもおいしく食べたいものです。お米は炊き方次第で、おいしさにかなり差が出ます。
おいしくお米を炊くためには、まずお米の分量を正しく計ることが大切です。目分量ではなく計量カップを使い、必ずすりきりで正確に計りましょう。お米を研ぐときは、たっぷりのお水を使って優しくかき回すように研ぎます。強く研いでしまうと米が割れて、味が落ちるので注意が必要です。研ぎすぎも良くなく、4回から5回程度ささっと洗えば十分です。
また、水加減もお米のおいしさを決める重要なポイントです。炊飯器の目盛りを目安にすれば大丈夫ですが、分からないときは、お米の容量の1.5倍程度のお水で炊きましょう。また、30分以上は浸水させて水を吸収させるとおいしく炊き上がります。
後は炊飯器のスイッチを入れ、炊き上がりを待つだけです。ただし、お米が炊けてもすぐには取り出さず、10分程度は蒸らすようにしましょう。蒸らし終わったら、お釜にしゃもじを入れて、優しくお米をほぐします。そのまま置いておくと炊飯器に溜まった水蒸気がお米につき、水っぽい炊き上がりになってしまいます。
お米を潰さないように優しくほぐし、余分な水分を蒸発させた後は、なるべく早く食べるとおいしさを存分に堪能できます。また、余ったときは早めに保存すると、残りのお米もおいしくいただけます。